花角英世新潟県知事との面会のなかで、日本経済団体連合会の筒井義信会長からはこんな提案もありました。

「生活者レベルからの原子力に対する不信・不安に、しっかり経団連としても耳目を傾けていかなければならない」
「経団連として新潟県の地域振興に貢献すべく、新潟経済界との対話や交流の機会を設ける方向で検討してまいりたい」

具体的な例として筒井会長は、首都圏での新潟県産品の紹介や販路拡大などを挙げながら、「県内企業のニーズに沿うかたちで、県経済への貢献や交流ができれば」と説明しました。

【経団連 筒井義信会長】
「長年にわたって首都圏の産業基盤を支え、また首都圏の人々の暮らしを支えてきていただいたことの、ある種のご恩返しが必要だと」