清水さんが代表理事を務める「CUROCO」は、放課後等デイサービスや訪問サービスを提供しています。利用者は6歳から60代のおよそ80人で、利用者の支援に最大限の時間が使えるよう試行錯誤を続けています。

清水聡 代表理事
「実際に子どもたちに関わる時間をもっと増やして、より良い支援ができるように、家族のニーズに答えていけるようにやるのがAIの活用方法なのかなと」
一方で、県内外でAI講座などを開くにいがたAIビジネスの朝妻拓海さんは「AIを使用する人のリテラシーも養う必要がある」と話します。

朝妻拓海 取締役
「AIが出してくる情報を最終判断するのは人間なので、人間が成長していけばAIも成長したときに追いつけますし、逆に人間が成長しないとAIだけがどんどん成長してどんどん乖離が出てしまうので、人間も勉強が非常に重要」

AIは施設利用者の就労支援にもつながる大きな可能性を秘めている一方で、にいがたAIビジネスの朝妻さんは、AIは誰でも簡単に始められるツールだけに、個人情報などを安易に入れてしまうと情報流出の可能性があると指摘していて、正しい知識を持って使用してほしいと話していました。
利用者のために職員のスキルを伸ばしつつ効率化できるところはAIに助けてもらう。障害福祉サービスも転換期を迎えています。










