ドクササコは橙褐色から黄褐色のかさで、かさの大きさは5~10cm。広葉樹林や竹やぶの地上に発生し、カヤタケ・ナラタケ・ホテイシメジ・アカハツ・チチタケと間違えて食中毒になることが多いということです。
誤って食べると食後6時間から1週間ほど経過してから、手足の先が赤く腫れ、激痛が伴い、この症状が1か月以上続きます。

新潟県内で毒キノコによる食中毒が発生するのは今秋初めてで、県は『毒きのこ食中毒発生注意報』を発表し、次のように呼びかけています。

●食用と正確に判断できないキノコは、絶対に「採らない」、「食べない」、「人にあげない」

●さまざまな「言い伝え」は全く根拠のない迷信であるため、信じない

1、柄が縦に裂ければ食べられる → 毒を持つキノコの多くは柄が縦に裂ける
2、ナスと一緒に料理すれば食べられる → 食中毒を起こした例は多数ある
3、虫が食べているキノコは食べられる → 虫は毒のあるキノコも食べる