新潟大学の学生が県内企業の経営者たちと一緒にランチ。
この『社長メシ』の目的とは?

新潟大学そばの会場に集まった学生と企業の経営者たち。
ちなみにランチは社長の“おごり”です。

「社長の方と話せる機会がないので参加しました」

一緒にランチを食べながら和やかな雰囲気の中で経営者から話を聞きたいという学生の企画に、燕三条地域から3人の経営者が参加しました。

【企画した3年生】
「私の周りでも、就職を機に新潟県外に出るか県内に残るかで悩んでいる人が多く、そういう人たちに自分の将来を考えてもらうきっかけになってもらえれば」

仕事の話だけではなく、人生に関することまで…。
学生たちは経営者にさまざまな質問をぶつけ、メモを取りながら真剣に話を聞いていました。

― 生きているうえで一番大切にされていることは何ですか?
【新越ワークス 山後佑馬 社長】
「“自責”という言葉がすごく大事だなと思っていて…。例えば、やってたけどうまくいかなかったら『あれが悪かったです。これが悪かったです』って簡単に言えるじゃないですか?でもそれは成長がない。自分の何が足りなかったんだろうって、少しでもやれるかどうか」

【参加した学生】
「一つの選択として、一回県外に出てから戻ってくるという選択…。私はそこまで長く就活を捉えられていなかったので、今回それを聞けてすごく選択肢が広がったなというのが実感としてありました」

【IPSPLIERS 内山航洋 代表取締役】
「いつか自分の人生を振り返るターニングポイントが来たときに、この“社長メシ”というイベントを思い出して『そのときにこう言っていたから新しくこういうことをしました』とか、その一つのきっかけの種になっていただければと思います」

ランチを共にしながら語られた経営者たちからの“生きた言葉”は、学生たちの将来のヒントになったようです。