新潟県新発田市日渡で地盤改良工事などを請け負っていた『東栄』が、7日に新潟地方裁判所新発田支部から破産手続きの開始決定を受けていたことがわかりました。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、負債総額は約5200万円だということです。
2007年に設立された『東栄』は、土工・コンクリート工事業者として地盤改良工事や住宅の解体工事を手がけながら、2018年8月期のピーク時には約7900万円の年間売上高を計上していました。
しかし新型コロナウイルス禍後は業容が縮小し、2023年8月期には約3800万円となった年売上高の落ち込みとあわせ、たびたびみられた欠損計上により、資金繰りも悪化していた模様です。