なぜ、お盆明けの時期に漂着が相次ぐのか?
【マリンピア日本海 展示課 石岡勇剛さん】
「クラゲって元々小さい状態で生まれてきて、そこから成長していく。元々見づらいようなクラゲが大きくなって、人の目に触れるようになるのがお盆の時期にあたるというものだと思います」

糸魚川観光協会によりますと、糸魚川ヒスイ海岸の近くでは「カツオノカンムリ」の目撃情報も寄せられています。

クラゲの漂着には風や波も関係しているといいます。
今回、新潟県内で見つかったクラゲは、もともと太平洋側の沖合で生息している種類でした。

【マリンピア日本海 展示課 石岡勇剛さん】
「海流とか潮流とか…、微妙な偶然が積み重なって、クラゲが漂着したのかなと思います」
仮にクラゲを見つけても安易に触らないでほしいと、石岡さんは注意を促します。

というのも…
「ミズクラゲですと、触手といってクラゲの周りから毛みたいなものがいっぱい生えていると思うんですけど、毒針を仕込んだようなカプセルのようなものがずらっとと並んでいます」
「アナフィラキシーショックですと、何度も刺されると過剰に体が反応してしまってひどくなるっていうことも考えられます」
まだまだ続く海水浴シーズン。
クラゲを見かけても絶対に触らないようにしてください。










