26日の文化財防火デーを前に、青森県南部町では文化財を保有する観音堂で、防火訓練が行われ、町の職員などが文化財を運び出しや消火手順などを確認しました。

南部町の隅ノ観音堂は12世紀ごろ、平安時代末期から鎌倉時代に制作されたとみられる観音像や室町時代に地域的順礼の際に収められたと考えられ、県有形民俗文化財になっている『順礼札』などを保有しています。

本堂から火が出たことを想定して行われた25日の訓練では、文化財の管理者が三戸消防署の署員から指導を受けながら、通報から初期消火、文化財を運び出す手順などを確認しました。

管理者・堀内重男さん
「近隣にも人がいますし、その時はお互いに助け合って、この大事な文化財を守っていきたいと思っています」

参加した人たちは、万が一の事態に備えて真剣な表情で訓練に取り組んでいました。