青森警察署は交通事故防止に向けて市民の模範になってもらおうと自転車を安全に利用している中学校をモデル校に指定しました。

※青森山田中学校3年 田村美月さん
「私たちは自転車安全利用五則を守り、他の模範となるよう交通安全と交通事故防止に努めます」

「自転車安全利用モデル校」に選定されたのは青森市の青森山田中学校で、19日は青森警察署の工藤昭幸署長から花田惇校長に指定書が手渡されました。青森山田中学校では通学に自転車を利用する場合、ヘルメットの着用が決まりとなっていて、青森警察署では自転車通学する生徒たちの姿が努力義務化されたヘルメットの着用促進や交通事故防止につながると期待しています。

※青森警察署 工藤昭幸署長
「頭を打った時のダメージは非常に高いものがありますので、自分の命も、お子さまの命を守るためにも自転車に乗るときはヘルメットを着用していただきたい」

青森県内では今年、自転車が関係する事故が6月末までに111件発生し、2022年の同じ時期と比べ19件増えていて、警察では自転車の安全利用を呼びかけてます。