1988年に廃止された青函連絡船。その魅力に触れられるイベントがメモリアルシップ八甲田丸で行われていて、参加した人たちが昭和の交通の大動脈が果たした役割を学びました。

※「船が出るぞー」
名物だった出航合図が鳴り響いたのは、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸です。こちらはゴールデンウィークに行われている特別ツアーです。ガイドを務めるのは、青森市と北海道・函館を結ぶ青函連絡船が1988年に廃止されるまで機関長として活躍した葛西鎌司さんです。葛西さんが連絡船で働いたのは役20年間、かつての職場を滑らかな口調で解説します。

※青函連絡船 元機関長 葛西鎌司さん(78)
「昭和39年の世界トップレベルの技術がここに入っています」

葛西さんのガイドに参加した人からは質問が飛び交い、大盛況となりました。

※参加者は
「学生時代に乗ったとき(葛西さんが)船の機関長をやっていることが分かったので感動しました。おもしろかったです、解説」

※青函連絡船 元機関長 葛西鎌司さん
「(八甲田丸と)運命共同体だと思っています。4年半も乗りましたし。だいぶ経年劣化も進んでいます。修理もだんだんかかってきました。船が先かおれが先かということを考えています。一心同体です」

このほかにも、八甲田丸では鉄道模型ショーが行われていて、青函連絡船の乗客が青森駅へ来るまでに利用していた寝台特急も走行。子供たちは列車の運行も体験でき、実に嬉しそうです。

※子どもたちは
「(Q.運転してみてどうだった?)楽しかった」
「小さい所とか細かくて、すごかった」

八甲田丸のイベントはゴールデンウィーク最終日の7日まで行われます。