屋根の雪下ろし作業の省力化を図ろうと青森県弘前市で、ドローンを使って屋根雪に融雪剤を散布する実験が行われました。
実験は弘前市の農事組合法人と中南地域県民局が共同で行いました。ドローンは直径2.3メートルの農業用で、融雪剤は屋根のトタンが錆びないように特殊加工されています。実験ではドローンが2回フライトし、15分ほどかけて約90平方メートルの範囲に、10キロの融雪剤を散布しました。
青森県内でドローンを使った屋根雪への融雪剤散布はこれまで行われた事例がないということですが、3日の実験では散布の数分後に屋根雪が滑り落ちたことが確認されました。
※実験を発案した石山敬さん
「人が屋根に上らなくてもよく(作業が)簡単なところ。そしてコスト面では、人が屋根に上った場合、1人あたり2~3万円かかると思うが、ドローンでは1フライト当たり2000円くらいで済む」
実験が行われた小沢(こざわ)地区の住民アンケートでは、60歳以上の8割近くが屋根の雪下ろしに困っていると回答していて、中南地域県民局などでは負担軽減に向け実験データを積み重ねていきたいとしています。












