雑誌編集者を目指して東京の専門学校へ進学するも…

木村さんは、幼少期から画家やイラストレーターに憧れ、絵を描いたり、ものづくりをしたりすることが好きだった。
※木村純子さん
「イラストレーターでものすごく憧れの人がいたので、とにかく真似をしてその人の絵を描いていました。折り紙で手を動かすことも子どもの頃から好きでした」
お気に入りの雑誌で見た東京に憧れ、高校卒業後は雑誌の編集者を目指して東京の専門学校へ進学した。

※木村純子さん
「何かを作る仕事がしたいという気持ちはずっとあって、編集者になりたかったのでマスコミ系の専門学校で構成のやり方とか、写真とか、大まかな流れを習いました」

就職は、ハンドメイドの本を数多く出している出版社へ。憧れだった編集の仕事ができるかと思ったが、最初に配属されたのは自分の意思とは違いデザイン部だった。

※木村純子さん
「編集ではなく『え!?デザインなんだ…』と思いました。『部署の異動もありますから』と言われて、『じゃあ、いずれは編集者を目指して…』と思いましたが、意外とそのまま続ける形になりました」

ハードワークの5年間が過ぎ、キャリアのステップアップを考えて転職活動を始めた。新聞の求人広告で見かけた憧れの企業に迷わず応募すると、落選した1週間後に採用の連絡が入った。
※木村純子さん
「『明日から来られる?』っていう電話だったんです。行ってみると、最初に採用された人が1週間で逃げたということでした。年賀状用の可愛いイラストのハンコとかスケジュール帳用のハンコの絵を描いたり、企画・デザインをしたりしました」

ここでの仕事も忙しかったが、気分転換で始めた趣味がある。粘土で本物そっくりに作る“フェイクスイーツ”だ。この趣味との出会いが、ハンドメイド作家への道につながっていく。















