青森県板柳町の統合小学校が紛糾していることを受けた動きです。
有志で結成した団体が、町議会の解散に向けた手続きを選挙管理委員会に申請しました。
「板柳町を考える会」は6月中旬に発足した有志の団体で、青山金男 会長が選挙管理委員会に書面を手渡し、町議会の解散請求に向けた手続きを始めるよう求めました。
考える会が疑問視しているのは、板柳町の統合小学校を巡る動きです。
2024年8月の住民投票では、統合小は改修して整備することになりましたが、その後、町議会で新築派と改修派の対立が深まり、関連する工事の予算案がくり返し否決されました。
板柳町を考える会 青山金男 会長
「議会がずっと混乱していまして、それを私ども町民はずっと見てきたのですが、ここに来て、もうこれでは将来、板柳町も壊れてしまうと。このままではもう行きつかない。ということで、私も立ち上がりました」
今回の手続きを受けて、選管の審査で問題がなければ、考える会は町議会の解散に関する署名活動を30日間できるようになります。
この中で有権者数の3分の1以上の署名が集まるなどすると、年内に住民投票が告示される見込みです。
投票者数の過半数で、議会は即日解散となり、40日以内に選挙が行われます。
町民
「決まって、これから工事も進んでいくのかなと思っていたんですけれども…。またそんなことをすれば、(開校時期が)延びますよね」
町民
「議員に立候補する人って決まっているので、そう変わらないと思いますけれども…。新たに(選挙に)出る人っているのかなって思う」
与野党の会派からは今回の動きに様々な声が上がります。
板柳町議会 今浩一 議長
「議会が、町民はじめ多くの方々にご心配をかけていました。それを踏まえての行動であれば、議会としても真摯に受け止めたいと思います」
板柳町議会 創正会 長内良蔵 副会長
「学校問題でがんばってきたことを町民が認めてくれているかどうかということも、はかれる一つの物差しになるのではないかなと。ということを考えれば、決してこれは、こちらとしては大きな問題になるものではないということを認識しています」
県内の自治体では、2005年にむつ市などとの合併を巡り、大畑町議会の解散の是非を問う住民投票が行なわれています。
県によりますと、県内では1948年以降、議会の解散請求を受けたあと投票により実際に議会が解散したのは大畑を含めて4件あり、板柳町で解散請求がどう進んでいくのか、動向次第で今後の情勢は大きく変わっていきます。
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