3年前に入院患者同士の殺人事件が起きた、青森県八戸市の「みちのく記念病院」についてです。当時の看護師が独断で殺人事件の加害者と被害者に違法な身体拘束をしていたとして、大学教授らが刑事告発しました。
杏林大学 長谷川利夫 教授
「今日付で告発状を受理していただきました。逮捕監禁罪とほう助罪で告発をした」
杏林大学の長谷川利夫 教授たちは18日、みちのく記念病院で3年前に起きた殺人事件を巡り、当時の関係者3人を刑事告発しました。
告発状によりますと、患者同士の殺人事件に際して、元看護師は事件発生日に事件の被害者、翌日に加害者に対して精神保健指定医の許可なく、独断で違法な身体拘束をした「逮捕監禁罪」にあたるとしています。
また、殺人事件で犯人隠避の罪で有罪判決を受けた元院長と裁判を控える医師の石山哲 被告は、身体拘束の実態を知りながら黙認した「ほう助罪」にあたるとしています。
長谷川教授は会見で、拘束行為の重大性を次のように話します。
杏林大学 長谷川利夫 教授
「そいういうこと(拘束)をやるぞと脅した翌日に、(加害者は)人を殺しているわけです。それはものすごく重要だし、そのことが、この事件の核心なのではと思っています。これをきっかけに捜査が厳正に行われることを期待しているところであります」
当時の関係者が告発されたことについて、みちのく記念病院は「終わっている事件の話で、看護師も医師も理事長も今は職員ではないので、コメントのしようがない」としています。
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