青森県内で17人が犠牲となった日本海中部地震から26日で43年です。
この地震を教訓にした防災訓練が、青森県深浦町で行われました。

避難のため、高台を目指す町の職員。
深浦町で26日、全ての町民を対象とした防災訓練が行われました。

この訓練は1983年5月26日に発生した「日本海中部地震」を教訓に毎年行われています。

日本海中部地震では県内で17人が犠牲となり、このうち深浦町で3人が津波に巻き込まれて命を落としました。

26日の訓練は、青森県東方沖、マグニチュード9.1の地震発生と大津波警報の発表を想定しました。

また、2022年には大雨による道路の崩落で一部の集落が一時孤立状態となったことから、今回は陸上自衛隊の協力でヘリコプターでの救助訓練が初めて行われました。

深浦町 平沢一臣 町長
「いざこういう事態に陥ったときは、速やかな連携を図れるように訓練している。今後とも自衛隊と強力に連携しながら、深浦町としても何ができるか考えていきたい」

町民は過去の災害を教訓とし、防災への意識を高めていました。

県では、防災ハンドブック「あおもりおまもり手帳」を2018年に県内の各世帯に配布しています。

その中では日本海側の海溝型地震についての想定も載っています。
マグニチュード7.9の地震が起きた場合には6900人の死者が出ると想定していて、深浦町は3700人、鰺ケ沢町は1900人など被害の多くは沿岸の自治体となっています。

日本海側は津波が来るのが早いのが特徴ですが、深浦町では早いところで6分での津波の到達が予想されています。自分の地域ではどうなのかなど日々考えていく必要があります。

県では、この防災ハンドブックのデジタル版を10月下旬までに作成するとことにしていて、スマートフォンなどでも、より見やすくなるとされています。参考にしてみてはいかがでしょうか。

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