赤字が続く弘南鉄道の弘南線についてです。
青森県の弘前圏域の8つの市町村は12日、財政支援の拡充などを宮下宗一郎 知事へ要望しました。

弘前市や黒石市など、弘前圏域の8つの市町村は宮下知事に要望書を手渡しました。

弘前市と黒石市を結ぶ弘南鉄道弘南線は、いまも年間約100万人が利用する地域の足ですが、2017年度から赤字が続いています。これを受け、2021年度から沿線自治体と県が財政支援をしていますが、物価高騰などの影響で経営が圧迫されているとして、財政支援をさらに広げることが検討されています。

このため要望では、県には人件費の拡充分を支援することと弘南線の交通機能の維持に関する検討へ参画するよう求めています。

青森県 宮下宗一郎 知事
「県主導で先頭を切ってリーダーシップをとって、沿線市町村をまとめて、会社との関係を構築していくことが必要だと思っている」

黒石市 高樋憲 市長
「知事の強い思い入れをいただきましたので、我々も弘南線の維持だけではなく、青森県全体の公共交通機関、移動手段というものを視野に入れた計画を作れればなと」

要望に対して、宮下知事は「弘南線が担う役割は極めて大きい」とした上で「しっかりと対応する」と前向きな姿勢を示しました。