パラノルディックスキーのクロスカントリー女子で、青森大学4年の岩本美歌選手が2026年3月のミラノ・コルティナパラリンピックの日本代表に内定しました。オリンピック・パラリンピックの日本代表内定は、青森県勢第1号です。
ミラノパラリンピックに内定した岩本美歌選手は、富山県出身のクロスカントリースキーの選手。生まれつき左手首から先がなく、右手のストック1本で滑ります。
前回2022年の北京パラリンピックには日本チーム最年少の高校3年生で代表入りして2種目に出場。高校卒業後に青森大学に入学し、昨シーズンも国際大会で着実に成績を残していました。
岩本選手は日本障害者スキー連盟を通して
「ミラノ・コルティナパラリンピックの推薦内定をいただき、大変嬉しく思います。初出場の北京パラリンピックではとても悔しい思いをしました。その悔しさを晴らすためにこの4年間たくさん努力をしました。
一筋縄ではいかないことが多く、何度も挫折しました。正直なところ、現在の私には日本代表としてまだ足りないところがあると思いますが、私の理想像に少しでも近づけるように3月まで全力を尽くします。ここがゴールではなくスタート地点だと思って引き続き頑張ります」
とコメントしています。












