青森県の宮下宗一郎 知事は、8日に発生した地震の被害について、むつ総合病院の建て替えと港の整備には多額の費用がかかり、「中長期で困難な状況にある」という考えを示しました。
自民党県連は23日に、8日の地震による被害状況を視察し、路面に亀裂ができた「八戸港」はコンテナを外へ運び出せずにいることや、「八戸線」は30日午前9時台から全線で運転再開を目指すことなどを確認しました。
これを踏まえ、県連は宮下知事を訪ね、港湾被害の早期復旧や「むつ総合病院」の新病棟の整備などを要望しました。これに対して、宮下知事は復旧には莫大な費用がかかるとこたえました。
青森県 宮下宗一郎 知事
「(むつ総合病院は)耐震ではなく、建て替えとなると概算100億円オーダーになるため、これは少し大変だなと。次に八戸港。おそらく30億円以上。いまの状況だとかかるだろうと今は思っています。この2つのインフラは、非常に中長期で困難な状況にある」
23日は、自民党のほかに公明党が宮下知事に要望したほか、明日24日は共産党が予定しています。












