青森県弘前市は14日、新年度の予算案を発表しました。一般会計当初予算案は883億7000万円で2年連続で過去最大を更新しています。

弘前市の櫻田宏市長は14日、新年度の一般会計当初予算案を発表しました。総額は883億7000万円で、これまで最大だった今年度を55億9000万円上回り、過去最大を更新しています。

予算が増えた主な理由は、「健康都市弘前」実現のメイン事業として進める「健康づくりのまちなか拠点整備事業」の本格化により、38億7000万円増などとなっています。

主な新規事業は、来年度後半に見込まれている宿泊税の導入に伴うレジシステムの改修費用の支援などに5957万円となっています。

弘前市 櫻田 宏 市長
「“健康都市弘前”の実現に向けて、ひとの健康・まちの健康・みらいの健康の3本の柱に基づく取り組みを、さらに推進していくとともに、中心市街地活性化基本計画策定を進めていきつつ、空き店舗対策やにぎわい創出などにスピード感を持って取り組む」

弘前市の新年度予算案は、21日に開会する市議会定例会に提案されます。