日本原燃は国の助成を来年度から5年間で約100億円受け、原子力発電所の燃料を製造するウラン濃縮工場の生産規模を拡大させると発表しました。

日本原燃は、ウラン濃縮工場の生産規模拡大に向けた計画が23日、国の認定を受け、来年度から5年間で約100億円の助成が決まったと発表しました。

原燃は、新型遠心機の製造や据え付けなどを行い、現在、年間150トンの濃縮ウランの生産体制を2028年度までに450トンへ高める方針です。

国は現在、濃縮ウランを全て輸入に頼っていますが、ウクライナ情勢で世界シェア1位のロシアからの調達が困難となっていました。

このため、国内で一定程度のウラン燃料を供給できる体制を構築するため、国内で唯一、濃縮ウランを生産する原燃への助成を決めました。

国は半導体や医薬品などが入る特定重要物資のうち、重要鉱物に2024年2月、ウランを新たに加えました。