全員が90歳以上の5人のご長寿ランナーが、5日後に控えた大会に向けて練習を行いました。1600メートルリレーでは、去年2021年に樹立した世界記録を非公式ながら上回り、本番に自信をのぞかせました。

弘前市の陸上競技場で入念に体をほぐす5人のランナーたち。全員、御年90歳以上のご長寿ランナーで、9月19日に行われる青森マスターズ陸上競技選手権大会に向けこれから合同で練習します。
メンバー
「ゆっくり1周、走りましょう」
メンバーは2021年、400メートルと1600メートルのリレーで世界記録を樹立。14日は、バトンの感覚を確かめたあと、1600メートルリレーのタイムトライアルで肩慣らしならぬ足慣らしです。

「よーい、パチ(拍手)」の掛け声とともに、チーム最高齢93歳の敦賀さんが好スタートを決めて、バトンは残る3人に正確につながります。そしてアンカーの田中さんがラストスパート。練習とは言えそのタイムが気になります。


※田中博男さん(91)
「報道陣の皆さんに報告します/現在の私どもの世界記録を少し余裕を持って上回りました」
