11日午後、青森市で国道沿いにある薬局の建物が燃え、70歳の女性1人が顔などにやけどを負い病院に運ばれました。命に別状はないということです。

建物から上がる火の手。11日午後2時過ぎ、青森市本町1丁目付近で撮影されました。

午後2時20分ごろ、青森市本町1丁目の薬局経営・柴田久木さん(72)の薬局兼自宅から火が出ているのを、通りかかった消防が発見しました。

この火事で1階の店舗部分と2階の自宅部分の約240平方メートルが全焼状態で、現在も消火活動が続けられています。

付近にいた人は
「煙臭いなと思って、外を見たら煙で真っ白でお店の人が外に出て消防車が来るのを待っていた」

消防によりますと柴田さんの妻(70)が顔などにやけどを負い、病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

現場は中心市街地で国道4号に面していて、この影響で付近では渋滞が発生したほか、消火活動のため通行止めなどの影響も出ました。

警察と消防が火が出た原因を調べています。