脱線事故などで東北運輸局から改善指示を受けた弘南鉄道を巡り、青森県弘前市の定例市議会の一般質問で議員から財政支援など、今後の市側の対応を問う質問が相次ぎました。

弘前市の定例市議会は、一般質問初日の28日、質問に立った6人の議員のうち3人が弘南鉄道への財政支援を巡る市側の今後の対応を質しました。

木村隆洋議員(創和・公明)
「わずか4年余りで、2度も脱線事故が起きたことは鉄道運輸業者にとって安全管理体制が危機的状況にあると言わざるを得ません」

木村議員たちは、弘南鉄道が安全輸送を確保する責務を十分果たしているとは言えないとして市に財政支援の見直しを求めました。

これに対して、櫻田宏市長は「地域の公共交通を維持していくことは行政の責務」とした上で次のように答弁しました。

弘前市・櫻田宏市長
「市としては弘南鉄道の今後の改善状況を注視するとともに沿線市町村や関係者等としっかり協議を重ねていく」

弘南鉄道は、県に弘南線の運行継続への財政支援を求めているほか、国に提出した改善策に必要な費用を3月中にまとめ、沿線自治体に支援を求めるとしています。