休館から1年9か月ぶりに美術館が特別開館しました。東北の大地に生きる農民を描いた、青森市浪岡出身の画家・常田健の美術館が23日から3日間限定で特別開館し、大勢のファンで賑わいました。

青森市浪岡にある常田健土蔵のアトリエ美術館。新型コロナの影響などによる休館から、1年9か月ぶりに3日間限定ではありますが開館し、この日を待ちわびたファンがつめかけました。

「青森のゴーギャン」と評された常田健は、2000年に亡くなるまで浪岡でリンゴ園を営むかたわら、土蔵のアトリエで作品を描き続けました。

好んで描いたのは東北の大地に生きる『農民の姿』です。

独特なタッチと構図の作品は、多くの人を魅了してきました。

来場者は
「この機会を逃したら(再開が)いつになるかわからないので早めに来ました」

「私は小さい頃(家が)農家だったので、当時を思い出す」

今回の特別開館は、農民を描いた常田の作品に農業関係者で構成されたオーケストラ・東北農民管弦楽団が親しみを感じ、青森公演にあわせて企画しました。

常田健記念財団 山本ミノ評議員
「農夫や農家の人たちの絵ってあまり描かない。それをただひたすらリンゴ農園をやりながら描いた、この人の生きざまを絵の中から感じ取ってほしい」

美術館は24日は午前10時から午後4時、25日は午後5時まで開館していて、青森のゴーギャン・常田健の初期から晩年までの作品に親しむことができます。