青森県八戸市で災害が起きた際の対応を話し合う防災会議が開かれ、地域の防災計画が6年ぶりに大きく見直されました。
20日の会議には、市の職員や企業の関係者などが出席し、災害発生時の防災対策をまとめた地域防災計画の修正案について意見を交わしました。
防災計画は、毎年国の対策などを踏まえて修正していますが、今回は2018年以来、6年ぶりの大規模な見直しで主要な15項目で追加・修正が行われました。
日本海溝・千島海溝沿いで、マグニチュード7.0以上の地震が起き、大規模地震の発生が高まっている際に発表される北海道・三陸沖後発地震注意情報への対策として、市は災害警戒本部を設置し、家具の固定や備蓄の確認、避難経路の確認など4つの防災対策を促すことが盛り込まれました。
八戸市 危機管理課危機管理グループ 氣田卓実リーダー
「日本海溝・千島海溝の巨大地震とそれに伴う津波の被害が可能性があるということで、それに対する対策を進めて参りたいと考えています」
20日の会議で承認された防災計画は、年度内にホームページなどで公開される予定です。












