今年度、岩手県内ではクマによる人身被害が相次いでいます。盛岡市で12日、小学生とその保護者を対象に、人身被害を未然に防ごうという勉強会が開かれました。
盛岡市動物公園ZOOMOで行われた「ツキノワグマに関する勉強会」には、岩手県内の親子11組が参加しました。
勉強会は、子どもたちにクマを身近に感じてもらうことで、人身被害対策も他人事ではなく自分の事として考えてもらおうと実施されました。
ZOOMOは現在、雌のツキノワグマ2頭を飼育していてどちらも冬眠中です。12日は特別に見学でき、子どもたちはクマを起こさないよう慎重に観察していました。
(小学3年生)
「起きている時は顔とか模様とか見えていたけど、寝ている時は丸まっていておだんごみたいでした」
(父親)
「クマによる被害も多く出ているので、娘と一緒に考えられればと思いました」
参加者はこの後、クマと人間の共存を考えるボードゲームにも挑戦し、これ以上クマによる人身被害が出ないためにはどうすればいいか、考えていました。
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