3連休2日目のきょう、フグの本場・山口県下関市の南風泊市場で恒例の「ふくの日まつり」が開かれ、多くの人でにぎわいました。

下関市・南風泊市場の「ふくの日まつり」は、地元の食に親しんでもらおうと、2月9日「フクの日」に近い建国記念の日に、毎年開かれています。

朝から列を作っている人たちのお目当ては、こちら「ふく鍋」。

クロサバフグが入ったみそ仕立ての鍋が無料で振る舞われるとあってまつりの呼び物のひとつです。

下関市内から
「おいしいです、とっても。毎年来てます」
「風が強くて寒いので、ふく鍋を食べたら、体の芯まであたたまります」

大鍋3つ分が準備されましたが、1時間足らずでなくなるほどの人気さでした。

下関ふくの日まつり・産業祭実行委員会
郷田祐一郎委員長
「地元から消費を喚起していかないといけませんので、地元の方、県外からもたくさんの方来られてますけど、なんとか地元の人にたくさん食べていただきたいと。フクを食べて幸福になっていただきたいなと思ってます」


フグのつかみ取り体験では、子どもたちがプールに入ってトラフグを追いかけました。


つかまえたフグは、有料で毒を除いて、持ち帰れます。


市場内では、フグや水産加工品が日頃より安く販売され、こちらも人気を集めていました。