将棋の藤井聡太八冠が10日、「朝日杯将棋オープン戦」の決勝戦で永瀬拓矢九段に敗北しました。

将棋の藤井聡太八冠は10日、持ち時間40分の早指し対決である「朝日杯将棋オープン戦」に挑みました。

午前10時すぎから始まった準決勝では、早指しを得意とする糸谷哲郎八段に99手で勝利。

午後3時前から行われた決勝戦では、去年の王座戦五番勝負で「八冠」達成をめぐり戦った永瀬拓矢九段と対戦し、対局は永瀬九段が129手で勝利しました。

藤井聡太八冠
「結果は残念だったんですけれども、自分としてもすごく充実した1日を過ごせたのかなと思っています」

永瀬九段は朝日杯初優勝です。

永瀬拓矢九段 
「胸を借りるだけなので、こちらは精一杯やるのみかなと、一生懸命集中するのみかなと思いながら指していました」

藤井八冠は次は今月24日に、石川県金沢市で棋王戦五番勝負第2局に臨みます。