富山市の浜黒崎海水浴場は閑散とした様子でした。波打ち際に近い海中に波消しブロックが埋まっていてケガにつながる可能性があり海開きを見送ったためです。

浜黒崎キャンプ場管理人 平井 正人さん:
「波から浮いたところに見えると思うんですけどこれが本当に波消しブロックの、たまに頭出てくるあそこが埋まってるところ…」

地元の人:
「海の中を見ると注意しないと危ないので、安心して泳げる海にしてもらいたい」

もともとは、波打ち際からおよそ5メートルの地点に幅200メートル以上にわたって波消しブロックを積み上げていましたが、県が景観に配慮して「人工リーフ」と呼ばれる海上から見えない消波設備を設置。そのときに撤去するはずだった波消しブロックの一部が引き上げ困難で、残っているということです。

浜黒崎海水浴場はキャンプ場も隣接していて、海辺で遊ぼうという人がいるということですが、観光協会はケガに注意するよう呼びかけています。

浜黒崎キャンプ場管理人 平井正人さん:
「キャンプ場を盛り上げたい、賑わいを取り戻したいということで一生懸命、波消しブロックを取るようなことを行政の方とかには伝えているという状況です」