青森県の宮下宗一郎知事は5日、県内の主要インフラの整備について、具体的な完成目標を公表しました。下北縦貫道路については、2032年度の開通を目指すとしています。
宮下知事は5日、県が施工する156か所の道路・河川関係の事業の中で規模が大きく、利用需要の高いものなど7つの事業について具体的な完成目標時期を示しました。
主なものでは、すでに着手している『下北半島縦貫道路』です。この道路は、むつ市側は北から、横浜町側は南から工事を進めていますが、むつインターから横浜吹越インターまでのまだ共用されていない13.8キロの区間は、2025年度までに。県が施工する約63キロがつながるのは2032年度を目指すとしています。
青森県・宮下宗一郎知事
「地権者もそうですし地域住民の理解も必要です。そうした全体の広がりの中で、地域や市町村の協力や住民の皆さんの理解を得ながら開発を進めていくという意味で、非常に意味のある公表だと私は考えています」
また、2022年8月に大雨で氾濫した鰺ヶ沢町の中村川の堤防整備などについては、2026年度までに終えたいとしています。
県は今後の財政状況や事業の進捗状況を踏まえて見直していくとしています。














