2月17日に開幕する青森県の「八戸えんぶり」に2024年、新たに参加する「えんぶり組」があります。南部町の「高瀬町内会えんぶり組」です。

地元のえんぶりには長く参加してきましたが、八戸えんぶりは憧れの舞台。本番に向けて稽古に励んでいます。

江戸時代から150年以上の歴史があるとされている南部町の高瀬地区にある高瀬町内会えんぶり組です。2月17日に八戸市で開幕する「八戸えんぶり」に2024年に初めて参加します。

高瀬町内会えんぶり組 東憲志親方
「(八戸えんぶりは)本場というか…その中でやってみたい気持ちがあります。いろいろプレッシャーはありますけど、まず楽しくやれればいいのかなと思っています」

これまで、土日に南部町で開催される「南部地方えんぶり」には参加してきましたが、平日はメンバーが集まらず、「八戸えんぶり」に参加することができませんでした。

高瀬町内会えんぶり組 東憲志親方
「今年たまたま土曜日ということで、このチャンスを逃すとなかなかもうないのかなと思って、うちの若いもんに話を伺ったら、ぜひ出たいと。若い者の熱気も感じましたので、これもうやるしかないなと」

高瀬町内会えんぶり組は、小学生以下が10人、中高生5人など、半数近くがこどもたちで、八戸えんぶりでの披露に向けて稽古に力が入ります。

初参加の小学生は
「面白いです」

「声をハキハキしてみんなに聞こえる声で演技したいです」

参加する高校生は
「八戸に比べて古風というか言葉遣いが古かったりダイナミックさだったりが他よりあると思います」

「八戸えんぶりという歴史長い所で披露させていただくのは光栄ですし、八戸市民の皆さんにぜひ高瀬えんぶり組のえんぶりというのを見てほしいなと思います」

17日の「八戸えんぶり」での一斉摺り披露に向けて稽古を続けます。