こちらの実は、新潟県の三条市役所の建物の中にキャンプ場のようなスペースが…市の職員がDIYで作りました。
三条市役所の地下に現れたのは、大型テントが設置されたまるでキャンプ場のようなアウトドア空間。

去年3月まで食堂として利用されていましたが、食堂を運営する事業者が撤退。

そこでスペースを有効活用しようと去年7月に職員12人で作るプロジェクトチームが始動し、週に1度集まってDIYでアウトドア仕様の空間に生まれ変わらせました。

【職員は】「市役所にはない非日常的な空間を作りました」

【職員は】「軽い打ち合わせだったり休憩の際の団らんだったりに使用していただければ」

お披露目会でこのスペースの名前は『ちかしょく』に決定。
「アウトドアのまち・三条」をうたう滝沢市長もリクライニングチェアに座り、すっかり気に入った様子です。

昼休憩にやってきた職員たちも…
【昼休憩に来た職員は】「えー!いいですねこれ」
テントの中にはモニターも設置されています。
【職員たちは】「パソコンとか繋げて」
「今ズーム会議とか増えているもんね」

【三条市 滝沢亮 市長】「まずは職員自身がアウトドアのまち・三条だということを実感してほしいですし、これまでにできなかったような実りのある柔軟性のあるアイデアをここでの会議や協議を通して生み出してもらって、いいまちづくり『三条づくり』に繋げてほしい」

『ちかしょく』は市民との打ち合わせスペースとしても活用されるということです。