開院を3月に控える県央基幹病院で4日、竣工式が開かれました。県央地域の"救急医療の核"となる病院で、出席者らは救急外来などを見て回りました。

三条市に完成した済生会県央基幹病院。4日の竣工式には花角知事や三条市、燕市の行政関係者らが出席しました。
燕労災病院と三条総合病院が統合した県央基幹病院には、地域の救急医療や専門性の高い医療の機能が集約され、これまで地域内で受け入れ切れていなかった救急搬送の受け皿を目指します。

花角知事らは完成したばかりの院内を見て回り、患者を効率的に処置できる救急外来や最新設備について説明を受けました。

【県央基幹病院院長予定者 遠藤直人さん】
「新しい病院ということでいろいろな面で慣れない面もあると思います。ここ1カ月の間に準備を進めて、円滑に開院し診療を進めていきたい」

県央基幹病院は3月1日に開院。外来診療は4日に受け付けを開始します。