高知の特産品を題材にした絵本を全国から募る「テレビ高知絵本コンクール」の最終審査が東京で行われ、大賞には、東京都の男性が制作した「かつお旅館へようこそ」が選ばれました。
子どもたちの夢を応援する「みんなのミライプロジェクト」の一環として、テレビ高知が、今年度初めて開催する「絵本コンクール」。絵本を通じて、心豊かな子どもたちの育成につなげることが目的で、2023年5月から、高知の特産品を題材にした絵本作品を募集したところ、全国から161作品が集まりました。
先日、東京で行われた最終選考では、「おとうさんはウルトラマン」などで知られる絵本作家の宮西達也さんらが候補の7作品を審査しました。大賞には、東京都の藤野遼太(ふじのりょうた)さんの作品、「かつお旅館へようこそ」が選ばれました。「カツオ」をはじめ、様々な魚がおもてなしをしてくれる旅館のお話です。
(絵本作家 宮西達也さん)
「出版になりそうなものがあったことが今回嬉しいですね。第2回からの応募する方もじゃんじゃんもっと作品を応募してね。出版したり、大賞になって欲しい」
(ひかりのくに 書籍編集部課長 北山文雄さん)
「子どもが見たときにどういうふうに思うのか、きっちりとして想像して描いている方が若干ちょっと足りない。そこのところをもう少し意識されると、もっといい作品ができると思う」
表彰式は3月に行われる予定です。














