広島カープは、1日、宮崎県の日南市で春季キャンプをスタートさせました。現地から 伊東平 アナウンサーのリポートです。

伊東平 アナウンサー
降り注ぐ南国の太陽のもと、選手たちの「しゃー!」という声をたっぷりとお伝えしたかったんですが、練習開始直前から雨が降り出し、グラウンドにはブルーシートで敷かれました。選手たちは奥にあります室内練習場を中心に練習しました。朝は晴れていましたので、わたくし、“晴れ男” というふうに思っていたんですけども残念ながらその思いは届かずということになりました。

ただ、その朝、晴れているとき、歓迎セレモニーの2時間前に一番乗りしたのはこの選手でした。

午前7時10分、ことしの球場一番乗りは、矢野雅哉 。ショートのレギュラーを奪うために誰よりも練習する覚悟を見せました。

9時からは日南市による歓迎のセレモニーが開かれました。新井監督も優勝への決意を新たにします。

広島カープ 新井貴浩 監督
「いいときも悪いときも、ともに助け合い、励まし合い、また高め合い、がんばっていきたいと思っています」

「昨年は選手のがんばりのおかげで久しぶりにAクラス・2位となりました。ですけれども、わたしたちが目指している場所はもう一段高いところにあります。わたしもこのチームには優勝して日本一になる力があると信じています」