中東のヨルダンでアメリカ軍の兵士3人が死亡した無人機での攻撃について、アメリカ政府の高官は親イラン組織の連合体「イラクのイスラム抵抗運動」によるものだとの見方を明らかにしました。
アメリカのNSC=国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は先月31日、ヨルダン北東部のアメリカ軍の施設で、先週、兵士3人が死亡した無人機による攻撃について、親イラン組織の連合体「イラクのイスラム抵抗運動」が実行したとの見方を示しました。
「イラクのイスラム抵抗運動」にはこれまでに関与が指摘されてきた親イラン組織「カタイブ・ヒズボラ」など複数のグループが参加しているということです。
「カタイブ・ヒズボラ」はアメリカ軍への攻撃を中断するとの声明を発表していますが、カービー氏は「『カタイブ・ヒズボラ』のようなグループの言うことを額面通りに受け取ることはできない」と強調。「我々は責任を取らせるために必要な措置を取る」として、報復する考えを改めて示し、「最初にみたものが最後にはならないだろう」と述べ、報復措置が複数回にわたる可能性を示唆しました。
注目の記事
“しゃっくり” は人間がかつて魚だった名残り?「横隔膜のけいれん」は間違いだった 見過ごせない重い病気のサインにも

「警察官が、鉄砲で撃たれました」110番の音声記録…銃声、うめき声 緊迫した様子 明らかに。 遺族の訴え退けた翌日公開 奥田交番襲撃事件 富山地裁

回答者には「記念グッズ贈呈」との記載も…実は内容のほとんどが嘘の詐欺メール 国勢調査装った詐欺に注意「メールでの回答依頼は絶対にありません」

「気持ち悪いとか言うてたけど...」ミャクミャクが当初の評価から一転「かわいい」に!?グッズに客が殺到 百貨店担当者「ミャクミャクならなんでも売れる状態」

人の肺からプラスチック「解析した全ての患者から検出された」粒子濃度が高いほど炎症値も大きい結果に 医師や研究者の解析で明らかに

「年齢のせいだなと思わないほうがいい」高齢者の7人に1人が“認知症予備軍”?! 早期発見へ見逃せない“サイン”
