イスラム組織「ハマス」の指導者は、パレスチナ自治区ガザで続くイスラエル軍との戦闘の停止に向けた新たな提案を受け取り、検討していると明らかにしました。ただ、イスラエル側は「ガザから軍は撤退させない」としています。
ライフルを構えた白衣姿の人物。ここはパレスチナ自治区・ヨルダン川西岸地区の病院です。パレスチナ保健当局によりますと、30日、医師などに扮したイスラエル兵が病院を襲撃し、3人が死亡しました。イスラエル側は「ハマスのテロ分子を無力化した」「1人が戦闘員に武器や弾薬を供与していた」としています。
ガザ地区でも戦闘は続いていますが、こうしたなか、ハマスの指導者は30日、ガザでの戦闘停止について新たな提案を受け取り、「検討している」との声明を発表。ニューヨーク・タイムズは、6週間の戦闘停止と引き換えに人質の一部解放が盛り込まれていると報じています。
ハマス側はイスラエル軍の完全撤退が優先されるべきとの考えですが、イスラエルのネタニヤフ首相は「ガザ地区から軍は撤退させない。数千人のテロリストも釈放しない」と強調。戦闘停止に向け、合意に達するかは見通せません。
一方、アメリカでは。
バイデン大統領
「(Q.報復措置をどう行うか決めたか)はい。攻撃を実施した勢力に武器を供給したという意味で、イランには責任がある」
バイデン大統領は、ヨルダンでアメリカ軍の兵士3人が無人機の攻撃により死亡したことへの報復措置について「決めた」と明言。一定期間、複数の措置が取られる可能性があり、アメリカメディアは、▼イラン領内への直接攻撃や、▼国外の親イラン武装勢力への攻撃、▼サイバー攻撃などの可能性を伝えていますが、イラン側は、国益・国民に対する攻撃には「断固とした対応をとる」と反発しています。
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