山梨県は今年夏から富士山の登山者を対象に「通行料」の導入を検討しています。
山頂付近の混雑緩和や弾丸登山を抑えることが目的で、現在の入山料とは別に、1人2000円の通行料を徴収する方向で調整していることがわかりました。

富士山の登山者をめぐっては、山頂付近の混雑や、一気に山頂を目指す弾丸登山などが問題となっていて地元が県に対策を求めています。

県は去年12月、夏山期間中は吉田口登山道の5合目にゲートを設けて夜間の登山者を規制し新たに通行料を徴収することなどを盛り込んだ骨子案を示していました。

この通行料について1人2000円とする方向で調整していることが関係者への取材で新たにわかりました。

通行料は現在任意で1人1000円を集める保全協力金=いわゆる入山料とは別で支払いを義務化し、集めた通行料は噴火対策のシェルター整備費などにあてる方針です。

また、5合目のゲートは午後4時から翌朝まで閉鎖し、1日の登山者数が4000人を超えた時点でも登山者を規制します。

いずれも山小屋に宿泊する予定の人は証明書などを提示してもらうことで規制の対象外とするということです。

県は登山者を規制する新たな対策を今年の夏山シーズンから実施することを地元関係者に説明していて、関連する条例案を2月定例県議会に提出する予定です。














