肝炎に対する知識や検査の重要性を分かりやすく伝える特別授業が30日、岩手県花巻市の花巻東高校で行われました。講師に招かれたのはフリーアナウンサーの徳光和夫さんです。
肝炎は感染者が数百万人いると言われ、国内最大級の感染症とされていますが、発症しないと自覚症状がなく早期発見、早期治療が課題となっています。
特別授業は厚生労働省が行う「知って、肝炎プロジェクト」の一環として岩手県が企画したもので、特別広報大使を務めるフリーアナウンサーの徳光和夫さんが講師に招かれました。
授業では花巻東高校スポーツコースの2年生40人が、肝炎対策の普及、啓発について4つのアイデアを披露しました。「SNSを活用すること」、「コンビニや自宅など検査の場所を拡大すること」、「検査をポイント制にして飲食店で使えるようにすること」といった若者ならではの斬新な提言が相次ぎました。
(徳光和夫さん)
「日常生活の中で肝炎ウイルス、意識がないと思うが誰しもが受け入れて不思議がないので、検査をぜひしていただきたいと思います」
大の野球ファンとして知られる徳光さんはかねてから花巻東高校を訪れたいと希望していたということで、スポーツを専攻する若者たちの気持ちがこもった発表に感心していました。
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