JR西日本は、警報機や遮断機のない踏切の安全性の向上を図ろうと、岡山県内に、新たに開発した「踏切ゲート」を導入することを決めました。

岡山県内の踏切に初めて設置される「踏切ゲート‐Lite(ライト)」です。

歩行者などが通行する「第4種踏切」に導入されるもので、一旦停止や左右確認を促し踏切事故を防ごうと開発されました。

JR西日本によりますと、警報機や遮断機のない踏切は管内に330か所あり、

歩行者が誤って線路内に進入してしまうケースもあるといいます。

すでに導入しているエリアでは、通行者の約9割が一旦停止をしているということで、安全性の向上が期待されます。

(JR西日本岡山支社 藤原乗将支社長)「この一旦停止を促すようなゲートを設置することで、少しでも安全度を高めたいということで今回導入しました」

設置コストも低いという「踏切ゲート‐Lite」は、今年3月までに県内7か所に導入される予定です。