先週、日本初の月面着陸を成功させた探査機「SLIM」。月面にいる様子がきょう、初めて公開されました。
灰色の砂地の奥にあるのは先週、月面着陸に成功した探査機「SLIM」。「SLIM」に搭載されていた、月面探査ロボット「SORA-Q」が着陸する直前に切り離され、撮影しました。
「SLIM」は着陸後、発電ができないトラブルが起きています。画像では太陽電池パネルが地面を向き、頭からひっくり返っているようにみえます。
JAXAの担当者
「(SLIMがひっくり返ったのは)何らかの外的要因でメインエンジンが破損するに至ったんではないかと」
一方、JAXAは今回、世界で初めてピンポイント着陸に成功したと明らかにしました。当初の目標地点から東側におよそ55メートルの位置に着陸できたとしています。
ピンポイント着陸に成功したことで、今後は狙った複雑な地形に着陸することが可能となるため、宇宙科学や月面開発の飛躍につながることが期待されています。
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