西武の源田壮亮(30)が埼玉・所沢市の球団室内施設で自主トレを公開。この日は、今季プロ10年目の節目を迎える外崎修汰(31)、育成出身・滝澤夏央(20)らとキャッチボールやマシン打撃などで汗を流した。

「キャンプの最初から良い動きができるように準備しています」と2月6日から始まるキャンプへ向けて調整は順調だ。“たまらん”守備で、ファンを魅了する源田。6年連続遊撃手部門でゴールデン・グラブ賞に輝いている名手が打球処理しづらいのは「打球の回転が捕りづらい」という「ラオウさん(オリックス・杉本裕太郎、32)」だ。

「生き物なので打球は。捕りずらい打球を意識的に打つのは難しいかもしれないが練習としてそれができれば幅が広がるので」と話すように、今オフの自主トレでは打撃の改革にも着手。西武一筋23年「おかわり君」こと中村剛也(40)を手本に「打球のインパクトの回転の掛け方とか中村さんはすごいので、そういうところを盗みたい」と日々模索している。

昨季はWBCで右手小指を骨折した影響から出場100試合にとどまった。「また優勝したいですし、日本シリーズに出たことがない。その前にリーグ優勝というところを1番に考えてより多く試合に出続けて優勝に貢献したい」と意気込んだ。