この冬一番の寒気の影響で瀬戸内地方はきょう厳しい寒さとなりました。岡山県北部ではあさって(25日)にかけて大雪となる見込みで、気象台が注意を呼びかけています。

きょう(23日)午前8時ごろのJR岡山駅前の様子です。

ダウンジャケットのフードを被るなど入念に寒さ対策をしている人が目立ちました。

瀬戸内地方はきょう(23日)この冬一番の寒気の影響で冷え込み、最低気温は岡山市北区で0.6度、高松市で2.5度となるなど多くの観測地点できのうより低くなりました。

このうち、高松市では平年より30日遅く今シーズンの初雪も観測されました。

(記者)「初雪ですが」

「そうなんですね。冷えますもんね」

「これ(ダウン)着こまないと寒いですよね」

一方、最低気温が氷点下となった真庭市です。

「神庭の滝自然公園」では、地元の小学生らが滝の周辺で暮らすニホンザルの生態について学ぶ観察会が行われました。

雪景色の中、子どもたちは身を寄せ合って体を温めるサルたちを興味津々の様子で眺めていました。

(勝山小学校3年生)「かわいい。毛づくろいしているところが」

(勝山小学校3年生)「人間と似ているところもあれば、ぜんぜん違うところもある」

気象台によりますと岡山県北部では、今夜からあさって(25日)にかけて大雪となる見込みだということです。

また四国でもあすにかけて山地を中心に大雪になる見込みで、気象台は積雪や路面の凍結に注意するよう呼びかけています。