■大相撲初場所・9日目(22日・両国国技館)

大関取りを目指す琴ノ若(26)は大栄翔(30)との“関脇対決”を制し、8勝1敗と勝ち越しを決めた。

立ち合い、大栄翔の突っ張りを下からあてがう琴ノ若。回り込みながら、右を差してまわしをひくと、大栄翔を一気に寄り切った。

これで1敗は、琴ノ若、平幕の阿武咲(27・前頭14枚目)、大の里(23・前頭15枚目)の3人になった。琴ノ若は明日、10日目、1敗同士の大の里と対戦する。

朝乃山(29・前頭7枚目)はきょうから休場。8日目の玉鷲戦で敗れた際に右足首をひねり、しばらく立ち上がれなかった。休場は2場所連続で11度目となる。