イスラエルとの戦闘開始以降に死亡したイスラム組織ハマスの戦闘員が3割にとどまるとの見方をアメリカメディアが報じました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、アメリカ情報機関の推定として、最大3万人いたハマスの戦闘員のうち、死亡したのは2割から3割だと報じました。また、1万人あまりが負傷したものの、「多くが戦闘に復帰できる」とし、弾薬の備蓄も数か月間戦闘を続けることができる十分な量があるとしています。

ガザ地区では、多くの市民の犠牲者が出ているにもかかわらず、「イスラエル当局者は『ハマスを壊滅させる』との目標を達成できていないと認めた」とも伝えています。

また、ウォール・ストリート・ジャーナルは、アメリカとエジプト、カタールが3段階の停戦計画を双方に提示しているとして、交渉が数日以内に行われる見通しだと伝えています。