21日午前、北海道稚内市で、走行中の乗用車から左前のタイヤ1本が外れました。巻き込まれた人や物はなく、警察は、ドライバーに車両整備の徹底を呼びかけています。
【なぜ?タイヤ脱落は左側が多い・専門家解説】
21日午前10時半ごろ、稚内市緑3丁目の路上で、左前のタイヤが外れた状態で停車している乗用車をパトロール中の警察官が見つけました。

その後、車に戻って来た男性に話しを聴いたところ、午前9時ごろ、運転中に違和感を覚えたため、停車させるとタイヤを固定するボルト1本が折れて、タイヤが外れたということです。

外れたタイヤは、車体のすぐ近くで見つかり、巻き込まれた人や物はありません。
タイヤの交換は、去年11月に専門業者が行っていたということです。
警察は、ドライバーに以下の注意を呼びかけています。
○タイヤを交換したときには、ナットの緩みを確認しましょう
○約100キロメートル走行した後に、増し締めしましょう
○定期的にナットの緩み状況を確認しましょう
○車の運転操作で違和感を感じた時は、運転をやめ、車両点検を実施しましょう