倉敷市児島にある旧野崎家住宅で、江戸から明治にかけての茶道具を集めた展示会が開かれています。

桜の模様が描かれた虫明焼の茶碗です。倉敷市の旧野崎家住宅で開かれている展示会には、塩田王と呼ばれ、製塩業の傍ら茶の湯の修行にも励んでいた野崎武左衛門にまつわる茶道具など約40点が並びます。屋敷には3つの茶室があり、岡山藩主を招いて茶会が開かれていたという記録も残っています。

(旧野崎家住宅 宮崎健司学芸員)「江戸時代から丹念に作られた茶道具の美しさをごらんいただければと思います」

企画展「野崎家の茶室と茶道具」は1月28日まで旧野崎家住宅で開かれています。