2022年の大雨被害で一部区間で運休が続いているJR津軽線について、青森県今別町が全世帯を対象にしたアンケート調査の結果を公表。早期復旧を望むとしたのは、回答した人の3割ほどだったことがわかりました。
大雨被害で運休しているJR津軽線の蟹田ー三厩間では、現在は代行バスや乗合タクシーが運行されています。
沿線の今別町がJRや外ヶ浜町と津軽線のあり方について議論を重ねるなか、JR側はバスや乗合タクシーを使った自動車交通への転換が望ましいとの考えを示していて、今別町では2023年9月に全世帯を対象にアンケートを実施しました。

アンケートには1176世帯のうち535世帯から回答があり、このうち「早期復旧」は32.7%だった一方、「バス・乗合タクシーへの転換」が61.3%となりました。

また、このうち津軽線を利用する世帯では「早期復旧」が47.4%、「バス・乗合タクシーへの転換」が46.8%となっています。
町ではアンケート結果も踏まえて、今後の議論に取り組むとしています。