本州と北海道を結ぶ青函トンネルで貨物列車が緊急停車。トンネル内での車両点検のため、北海道新幹線が3時間以上にわたって運転を見合わせました。
JR北海道によりますと18日午前11時過ぎ、北海道から大阪へ向かっていたJR貨物の貨物列車が青函トンネルを走行中、速度が上がらないトラブルが発生しました。
貨物列車はトンネル内の吉岡海底駅と竜飛海底駅の間で列車を停めて、車両の点検を行い、午後1時半過ぎに運転を再開しました。
須崎蓮記者
「青函トンネル内で貨物列車が車両点検のため運転を見合わせています」
この影響で北海道新幹線は新青森ー新函館北斗間の上下線で3時間以上にわたって運転を見合わせました。
旅行で函館に向かう人は
「よりによって今日かと。きょうどうやって(北海道へ)渡ろうかと考えます。もうのんびり行きます」
1988年に開業した青函トンネルでは2015年、走行中の特急列車の車両で白煙が上がり、乗客120人以上がトンネル内を歩いて避難するトラブルがありました。
今回は乗客はいませんでしたが、北海道新幹線は、4本が運休したほか最大で3時間半の遅れが発生するなどの影響が出ました。














