新潟で暮らす移住者たちを追った「Nターンズ」。今回は、コンテンポラリーダンスで表現する楽しさを伝える夫婦に密着しました。2人は去年、新潟市秋葉区に新たな拠点を”泊まれる劇場”を作ったのですが、一体どんな場所なんでしょうか?

「はじめまして!ネフライトダンスカンパニーです」

舞踊家の土田貴好さん、小倉藍歌さん。
夫婦でダンスカンパニー「ネフライト」を主宰しています。

ネフライト・小倉藍歌さん(33)
「踊りっていうのが自分は融合の力というか、言葉がなくても通じ合うみたいな力を持ってると思うので、それを通じて地域の方にも自分を知ってもらったりとか、それを通じてちょっと壁を越えたりとか」

コンテンポラリーダンスを通じて出会った2人。文化庁が支援する新進芸術家の研修生としてドイツに渡り、チカラを磨いてきました。2020年、貴好さんが生まれ育った新潟市秋葉区に拠点を移し、表現活動を続けています。

ネフライト・土田貴好さん(34)
「特にやっぱ『地方でやる』ってことが自分たちの一番の目的で、コンテンポラリーダンスはなかなか浸透性がないですし、知らない方々が多いんですけど、こういうところでやることでアートの良さだったったり、芸術の豊かさだったりそういうものを伝えていきたいっていう」