北欧のアイスランドで、去年12月に続いて火山が噴火しました。周辺住民はすでに避難していましたが、溶岩流が町に到達し、住宅が燃える被害が出ています。
アイスランド気象庁は14日午前、“南西部レイキャネス半島の火山が噴火した”と発表しました。映像では真っ赤な溶岩が勢いよく噴き出し、煙をあげながら地表を流れていく様子がわかります。
周辺では去年12月にも噴火が起き、近くの町の住民およそ4000人が一時、避難しました。
アイスランドの国営放送などによりますと、今回も事前に住民が避難していて、けが人は出ていないということです。
ただ、溶岩流が町に到達し、一部の住宅が燃える被害が出ています。
アイスランドでは2010年にも大規模な火山の噴火があり、大量の火山灰によってヨーロッパの航空網がまひ状態になりましたが、これまでのところ、今回の噴火による航空便への影響は出ていません。
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